選抜高校野球の奉仕で、行進する島田隊員


選抜高校野球奉仕報告書

堺第9団ベンチャー隊

島田雄一

1日目

 この日はそれぞれの役割を決めるために行進のテストをした。コーンを
4隅に立て,その周りを歩いた。どちらかというと,プラカードになりたかったので真剣に歩いたが,役割はフラッグになった。歩き方が上手な人がいるんだなあ,と思った。しかし,後になって副長が口を滑らせたところフラッグは背の高い人の寄せ集めと言った。

2日目

 2日目が一番練習が厳しかった。歩き方,旗の持ち方,前との間隔,ターンのタイミング,行進したあとの立つ位置などよくするのに大分苦労した。その後の2回の全体練習は少し緊張した。この練習で分かったことは声を出さなければ,全員が声を出さず,足踏みがずれてしまうことだ。

 3日目

 この日は今までの仕上げで比較的楽だった。しかし,風がものすごくきつかったので旗を持ってるだけでしんどかった。細かい所をなおしていき,何回も歩いた。午後は皆との交歓パーティで楽しかった。

4日目

 流石に甲子園のグラウンドに立つと緊張した。テレビで見た甲子園と間近で見る甲子園は全然違った。リハーサルでさえ頭の中が真っ白になった。

 5日目

 本番では何も考えずに歩いた。意識して何も考えなかったのではなく,勝手に何も考えられなかった。今までの練習の成果を十分に出し切ったと思い,終わった後はすごくすがすがしかった。他の団の人と力を合わせて一つの奉仕を成功させたのがこの時に大事なことだと思った。いい経験をさせてもらってありがたく思います。